
若い高校生が小説を書くような映画が観たい。なにかおすすめの映画を教えて。
そんなあなたに今回は「小説の神様 君としか描けない物語」をご紹介します。
本記事の内容
映画「小説の神様 君としか描けない物語」のあらすじが分かる
映画「小説の神様 君としか描けない物語」の名言集が分かる
映画「小説の神様 君としか描けない物語」を観た感想が分かる
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こんな私が解説します。小説を書く映画なんて地味じゃない?なんて思っているあなたにこそ観てほしい映画ですよ。
2021年3月時点で無料視聴できますが見放題が終了する可能性もあるのでご了承ください。
映画「小説の神様 君としか描けない物語」キャスト
千谷一也:佐藤大樹
小余綾詩凪:橋本環奈
九ノ里:佐藤流司
成瀬:柴田杏花
千谷雛子:莉子
河埜:山本未來
一也の父:片岡愛之助
一也の母:和久井映見



一也の父親は気づいていない人が多かったんじゃないですか?さすがに橋本環奈が分からなかったのは私ぐらいでしょうが。
映画「小説の神様 君としか描けない物語」あらすじ
千谷一也はプロの高校生小説家で文芸部に所属している。
しかしいい小説がなかなか書けず悶々とした日々を送っていた。
そんな文芸部に同級生の小余綾詩凪が入ってきたことで徐々に一也の気持も変わってくる。
小余綾詩凪は売れっ子の小説家で、編集者の勧めもあり一也と詩凪で共作を出版することになった。
地味で内気な一也と強気で生意気な詩凪。
途中でどちらも小説を辞めようとするような展開もありはたして共作はうまくいくのか?
映画「小説の神様 君としか描けない物語」名言集
小余綾詩凪の名言
「信じてないの?小説の神様を」
部室に入ってきたと思ったらいきなり一也をひっぱたいた後に言ったセリフです。
短い言葉ですが深い!心底小説のことが好きじゃないと出てこないと思います。
「私、好きよ。あなたの小説」
これはどうなんでしょう、一也の人間性も含めて好きなのか小説のみが好きなのか、んん~。
一也の父親の名言
「小説家は書き続けなければならないんだ」
継続が大事というのはよく言われていますが簡単なようで難しいのです。
そのことを分かっていた父親は立派な小説家だったのかもしれません。
「明日からの自分が泣かなくてもいいように小説を読んで涙を流すんだ。それはこの先ずっと胸に刻まれる」
今まで本を読んで泣いたことがあっただろうか?と考えさせられました。
普段読むといっても自己啓発など自分のプラスになるような本ばかり。
それも大事なことかもしれませんが小説で泣くという経験もしたほうがいいのでしょうね。
一也の母の名言
「こんな立派な息子を育てたんだもの」
こんなことを言える母親が存在するでしょうか?
一也の母は借金を残して死んでしまった父親に文句も言わず仕事と子育てを見事に両立させているのです。
そのうえこんな言葉をかけられた息子はがんばって母親を守らなくてはなりません。
映画「小説の神様 君としか描けない物語」感想!まとめ
第1章からというまさに小説じゃないかと思わせる始まり方でした。
小余綾詩凪という女の子、可愛いけど誰だ?なんて気にもせず観続けていると最後のエンドロールでやっと分かるというおやじぶり。(なにも知らずに観始めるという悪いクセ)
高校生で小説書くやつなんかいるのか?と自分は考えてしまいますが世の中にはまあまあ存在するかもしれませんね。
この映画の主人公とも言える千谷一也という男子高校生は小説家ということですが書けないことに悩んでいました。
文章が書けないという悩み。私もブログを始めてからこの悩みにぶち当たりました。
文章を書くというのはかなり奥が深く、語彙がない、伝わりにくい、漢字が分からない、そもそもなにを書いたらいいのか分からないなどいろんな理由があるのです。
一也の父親は結構いいことを言っておきながら小説は全く売れず、早くに亡くなってしまうという残念な男ですが文章を書くということに関してはプロだったかもしれません。
一也は詩凪と共作をやり出したことで心境の変化がありました。
共作というのはあまり耳にしませんがわりとあることなんですかね?
一也は詩凪と一緒にいることで触発されたのか自分の続編も書けるようになりますが、
一旦は褒められたものの結局出版が見送られることになり小説をやめる決心をします。
そりゃ辛いでしょう。高校生なんてまだ心が未熟なんですからね。
しかしそこから立ち直り、また小説を書こうとするまでの過程は観ていてジーンとくるものがありました。
あの地味な青年が走りながら詩凪に電話をするシーンはちょっと熱くなっちゃいましたよ。
こういう場面は文字では伝わりにくいかもしれませんね。
この映画、地味なようでそうでもない。一度観てみることをおすすめします。


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